近未来、某国により痛みを感じないよう肉体改造を施された最強兵士の軍団「701部隊」

しかし、そのあまりの強さを恐れた某国は部隊の抹殺をはかる。

それを逃れた除夕(李 連杰 リー・リンチェイ)は香港へと渡り、平凡な図書館員として日々を送っていた、が、親友のシェク警部(劉 青雲 ラウ・チンワン)の担当する事件に701部隊の生き残りがかかわっていると知り、ブラック・マスクとなって戦うことを決意する…

 

 

この辺りからりんちえは古装片から現代物へのシフトをはかっていったのですが、これはわりと成功している方の作品かなぁ。

ちょっとグリーン・ホーネットを意識したようなマスク…みんなが言うことですが、だっさ〜!

 

ストーリーの面では、超人部隊のわりに、狙ってるのが香港警察の麻薬取り締まりのデータというのはせこ過ぎやしないか?とか、シェク警部、アンブレイカブルすぎ、どう考えても2回は死んでると思う、とか最後にさらわれて助けを待つお姫様キャラは莫 文蔚(カレン・モク)の役目じゃないんかい!と、細かい突っ込みを入れたくなるのですが、アクションは腐ってもツイ・ハークと言うべきか。

クライマックスの対決シーンなんかはかなりカッコいいです。

 シェク警部は彼の過去を知らない(というか聞こうとしない)ので、除夕がおとなし過ぎて人から馬鹿にされてるのが心配でしょうがないんだな。

んで、何かにつけて守ってやろうとするんだけど、結局は自分が守られてたりして…

カッコ良くて、可愛いとこもあったりして、この役はけっこう好き。

それに、ラウちんの数あるフィルモグラフィーの中でも、ここまでハードなアクションをやっているのはけっこう珍しいのではないでしょうか。

墓場でりんちえと喧嘩するシーンでも「おお!あのりんちえ相手に頑張ってるじゃん」と(半分ぐらいは吹替えのような気もするけど)感心してしまいましたわ。

一番「そりゃ無いだろ!」と突っ込んだのは、勤めている図書館に辞表を書いているところで、日本語字幕では「701部隊と対決するために辞めます」なんて出ちゃうんですよ、実際には「健康上の理由で」とかなんとか書いてあるようです。

そりゃ、そうだろ。これだけじゃなく、この映画の字幕けっこうずさんな気がするのですが、気のせい?

 

 

あと見所としては黄 秋生(アンソニー・ウォン)のガイキチ演技(家族の死体を袋に入れて冷凍庫に保存して一家団欒とか言ってるし、命を狙われてるのに、何してるんですか、アンソニーさん…)

 

とか、

 

除夕が落としていった帽子をかぶってブラック・マスクのマネをするシェク警部。けっこうイケてる?

 

ちなみに、このように↓

 

親子のように見えるりんちえとラウちんですが、じつはりんちえのほうが1歳年上です。

 

たぶん、この作品が一番レンタルビデオ店では見つけやすい作品なので、りんちえ観るついでにどうぞ。(なぜか控えめ)

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